こんにちは!「若手・学生のためのAESジャパンフォーラム2022」のレポートをさせていただきます。
今年のフォーラムは、11月20日(日)にオンライン上(zoom)にて行われました。今年度は50名前後の方々にご参加いただきました!

ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました。
それでは、イベントの内容をレポートしてまいります。
まず、発表者によるショートプレゼンが行われた後に、前半・後半と2回に分けてブレイクアウトルームの機能を用いて、ポスターセッションを行いました。
音楽・音響に関心を持つ学生・若手たちが、日頃の研究や制作について発表を行いました。
レコーディング・ミキシングに関する研究や、3D audioを用いた研究、マルチチャンネルに関する研究や、日本と他国との録音教育に関する研究など、今年も数多くのテーマで音に関する発表が行われました。
個人的には、複数のマイクを用いたオーケストラ録音とタイムアライメントに関しての研究に興味を惹かれました。
ポスターセッションでは、音楽・音響にまつわる様々な興味深い情報を知ることができました。
また。学生同士で研究にまつわる疑問をぶつけたり、意見を交換したりすることでより一層研究への意欲が増しました。研究者や先生、企業の方々からも発表へのフィードバックをいただき、非常に有意義な時間となりました。
また、前半・後半のポスターセッションの合間に、AES日本学生支部支部長の森永さんからAES日本学生支部の活動紹介が行われました。

近年は活動もオンライン上が中心になっておりますが、その中でもみなさまとの交流や情報交換ができればいいと考えておりますので、ご意見・ご要望などございましたら、日本学生支部にお問い合わせください。
イベントの後半には特別企画
「音の仕事のリアル」~音響業界で活躍する先輩方による座談会~ が行われました。


音響や機材に関するお話から、先輩方の経験談、教訓などを聞くことができ、楽しみながらも今後より意欲的に学んでいこうと考え直す機会となりました。
最後に日本大学の星先生から挨拶をいただいた後に、撮影OKの参加者の方はカメラをオンにしていただいて、参加者のみなさまとの記念のスクリーンショットを撮り、イベントは終了いたしました。

当イベントのレポートは以上となります。
このイベントをきっかけに、学生や若手の方々がより一層音楽や音響の研究を深めるきっかけになれば幸いです。
近年は以前と異なりオンライン上の開催となっているこのフォーラムですが、こうして開催できているのも、様々な面でご協力いただける皆様のおかげです。
この場をお借りして、イベントを支えてくださる先生方や参加者の皆さまに、心よりお礼申し上げます。誠にありがとうございました。
来年もぜひ、皆様のご参加をお待ちしております!
<東京工科大学 学部2年 宗田 望・学部3年 橋本 樹>